一風変わった展覧会
今日は午後からS2000の12ヶ月点検をお願いしに、近所のディーラーへ行ってきました。
普通の点検なら待っている間に終わるそうなのですが、今回は以前からちょっと気になってた部分も併せて診てもらう為、夕方までクルマを預けてじっくりやってもらいました。
そんな事もあり、クルマを預けている間に時間が出来たので、そのまま電車に乗って東京オペラシティで開催中の「F1 疾走するデザイン」という展覧会を見てきたんです♪
私はこの展覧会が開催されているのを先週末に知ったのですが、その時点で行けるチャンスは今日か明日の2日間だけ。
最初は明日の徳永英明さんの「ファンクラブの集い」に絡めて行こうかとも思ってたのですが、せっかくなので今日行ってきた次第です。
会場はそれほど大きな規模ではなかったのですが、展示してあるマシンやパーツがなかなかマニアックで、それらを見るだけでも足を運んだ価値があったと思いますね。
マクラーレンの「MP4/4」はホンダのコレクションホールで何回も見てるけど、今回はそのコックピットまで覗き込む事が出来ましたし、ウィリアムズの「FW14B」は実車を見るのが初めてだったので非常に興味深かったです。
まあ、それ以外の近代F1のマシン達(フェラーリとかBARとかルノーとか)が、どういう訳だか当時のカラーリングではなく今年のカラーリングになっていたりと、ちょっと不満な部分もありましたがなかなか良い展覧会だったと思いますね。
その中でも特に私が感動したのがF1エンジンのエキゾーストパイプ!(笑)
F1を始めとするフォーミュラカーのエキゾーストが、インコネルという非常に強い金属を使用し、職人の手によって造られている事は以前からよく知っていましたが、F1エンジンのエキゾーストだけを単体で観察する機会なんて滅多に無いからね。
インコネルの想像以上の”薄さ”や、フランジ部の造り。
そしてエキゾーストポートとの接合部の滑らかさと、絶妙な”曲げ”による造形美などなど...
こういったパーツ1つ1つをとって見ても、やはりF1というカテゴリーのレーシングカーは、最高峰の技術の結集なんだなと思い知らされます。
ドライバー達のテクニックもさる事ながら、私はこういった観点からF1を見てみるのも面白いと思いますよ〜♪