世界選手権ってスゲエ...
今日は岡山県の岡山国際サーキット(旧:TIサーキット英田)で、ツーリングカーの世界選手権「WTCC」の日本ラウンドが開催されました。
この世の中に、FIAが定めた世界選手権は3つしかありません。
●F1世界選手権(F1グランプリ)
●世界ツーリングカー選手権(WTCC)
つまり上記の3選手権のチャンピオンだけが、「ワールドチャンピオン」として表彰されるのです。
まあ、簡単に言うなら「ハコの世界一決定戦」といったところでしょうかね?
F1以外にもツーリングカーレース大好きな私としましては、この「WTCC」が日本にやって来るのをとても楽しみにしていました。
ちなみに日本でも1994年から1998年にかけて、「JTCC」という名のツーリングカーレースがありました。
最初の2年間こそBMWのバリバリのワークスチーム(シュニッツァー)が参戦したりして話題を集めましたが、こちらは結局あまり盛り上がる事も無く、残念ながらアッという間に消滅してしまいましたね...orz
だから今日はもうとってもワクワクしながら、GAORAで放送された生中継に見入っていたという訳です。
しかしまあ、あの人達ってハンパじゃないよね。
金曜に初めて走り始めたサーキットなのに、しかも今日の決勝は週末を通して初めての雨だというのに、終始全開だもん!(・∀・)
ストレートじゃ前のマシンのリアバンパーにタッチするくらいビタビタに詰め寄るし、コーナーでちょっとでも隙があれば無理矢理ノーズを押し込んで抜きにかかるし、接触は当たり前だけどそれでいて相手のマシンをコースアウトに追い込んだりする事も無く、凄まじい攻防が繰り広げられていました。
特にFRのBMWを駆るアンディ・プリオール(3年連続ワールドチャンピオン)なんかは、コーナーでドリフトしながらも見事にコントロールしていて、スライドしても無駄が無いのでそれが速さに繋がるという、まさにFR乗りのお手本となる走りを毎周見せてくれましたね。
こないだ見てきたF1もそうだったけど、世界選手権にもなるとやはりドライバーが普通じゃないよね。
名だたる「元・F1ドライバー」を始め、老練な「ハコのスペシャリスト」も多数参戦していて、レベルがとんでもなく高い高い(笑)
日本のレースじゃあり得ないような場所でもガンガン仕掛けるし、その闘争心には感服しますよ。
今日も中継を見ながら「うわぁ〜キレまくってるわ、この人達...」って思いましたもん...
ちなみに今日の第2レースのウィナーは、日本でもお馴染みのトム・コロネル!
残念ながら今年は第1回という事もあってか、盛り上がりがイマイチだったけど、これをキッカケに日本でも「WTCC」の人気が高まれば良いなぁ〜と思います。
やっぱね、世界選手権って凄いんだよ...