これが「ミシュラン効果」ってやつかしら?

私の地元にある観光地「高尾山」が、この度ミシュランの旅行ガイドで三つ星の評価を頂いたそうです。

 ■仏語版旅行ガイドが魅力発掘

 フランスで100年を超える伝統と信頼を誇るホテル・レストランガイド「ミシュラン」の東京版が22日発売された。最高の三つ星を与えられた8店を含む星獲得の150店にお客が殺到するのは確実だが、“ミシュラン効果”の絶大さは、日本でもすでに証明されている。今年4月に本国フランスなどで発売された日本旅行ガイド。その波及効果が、全国各地の観光地を及んでいる。(佐竹一秀)

 「東京中心部から約50キロ、約50分の八王子近郊にある」
 「山の斜面には亜熱帯から温帯の木々からなる美しい林が広がっている」
 「山頂からは東京のすばらしい眺めを楽しむことができ、天候に恵まれれば富士山を臨むことができる」

 フランス語で書かれた日本旅行ガイド「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」。東京・高尾山は、こんな魅力あふれる記述で紹介されている。

 高尾山は、松島、日光、富士山、高山、京都、奈良、姫路城などの有名観光地とともに最高の三つ星の評価を受けた。大都市近郊にかかわらず、豊かな自然にあふれていることが決め手となったという。

 ミシュラン効果は抜群だ。京王電鉄によると、4月から10月までの土日祝日の高尾山口駅の降車客数は36万6190人と前年同期と比べ3万4807人も増えた。

 営業企画課課長補佐の橋本忠雄さんは「昨年に比べ好天に恵まれたことが大きいが、ミシュランで高い評価を得たことも一因になっている」と話す。

 「数年前から増えている」(橋本さん)という外国人観光客が、知名度アップでさらに勢いを増しただけではない。ミシュラン効果は、日本人にも“霊験あらたか”。京王電鉄では、今年で開業40周年を迎える高尾山口駅の記念イベントに合わせて、積極的に3つ星をアピール。これが奏功し、集客力アップにつながった。

 毎年春の新緑と秋の紅葉シーズンに発行する散策マップには、今秋から「高尾山はミシュランから観光地として三つ星の評価を受けました。山として三つ星を獲得したのは高尾山と富士山だけです」と明記されている。

 40周年記念で作成した「高尾山四季のスタンプブック」にもミシュランでの評価を紹介した。冊子は高尾登山電鉄高尾山駅だけで配布し、毎月スタンプを変えることで年間を通して高尾山に足を運んでもらうことを狙っている。

 営業企画課の秋田賢一郎さんは「思いがけず、節目の年に権威あるミシュランで高い評価を受けることができた」と、二重の喜びに感謝する。

 一躍世界的な観光名所となったことを受け、9月には高尾山口駅前にタテ4・3メートル、ヨコ7・35メートルの日英中韓の4カ国語の案内板を新たに設置した。

 秋田さんは「新宿から1時間足らずで豊かな自然に浸り、薬王院では伝統文化に触れることもできる。体力のない子供や高齢者でもリフトやケーブルカーを使えば山頂にも簡単にいける」と、高尾山の魅力を語る。

 「評価は格付けではなくフランス人にとっての興味深さが基準になっている。フランス人には、ハイキングなど自然に親しむ国民性があり、高い関心を持ったのではないか」

 日本ミシュランタイヤ広報部の石井陽子さんは、フランス人の気質と高尾山の魅力がマッチしたと分析する。

 同社には全国の観光地から掲載希望が寄せられ続けており、石井さんは「発売から半年以上が経過した今でも反応がある。フランス本社でも予想外の成功と喜んでいる」と驚きを隠さない。

 日本旅行ガイドでは沖縄について、日本人があまり訪れない観光地が高い評価を受け、大きな波及効果が期待されている。

 日本旅行ガイドについては、22日に発売される「ミシュランガイド東京2008」のような日本語版の出版予定は残念ながら「今のところない」(石井さん)。

 ただ、フランス語ガイドが版を重ねるなかで、日本人にも知られざる穴場が紹介されたり、日本人に身近な名所でも新たな魅力が発掘され、ある日突然、世界的な観光地に躍り出る可能性もありそうだ。


こういうのって、やはりその地域に住む者としては非常に嬉しいし、何だかちょっと誇らしかったりもします(笑)


ところが!今日はそのせいか、高尾山へ向かう国道が大渋滞!


もうずっとこの街に住んでるけど、あそこまで混んでるのは記憶に無いなぁ...


さすがにあそこまで混雑しちゃうと、日常の用足し等に出かけるにも渋滞にはまっちゃって大変大変(苦笑)


クルマで来ても駐車場には限りがあるんだし、京王線なら渋滞も無く山の麓まで行けるんだから、どっちが楽かはお分かりですよね?



皆さん、高尾山へお越しの際には公共の交通機関をご利用下さいな♪