遂にヴェールを脱いだ、もう一つのS2000
私は昨日、ツインリンクもてぎまでスーパーGTを観戦しに行ってきました。
ここ数年は富士での2戦以外にもてぎ戦も見に行ってるのですが、今年のレースは荒れましたね。
まあ、その「荒れた」展開の中に私の応援するカルソニックも巻き込まれてしまい、早々にリタイアしてしまったし...orz
実況のピエール北川さんが「スタートドライバーは、星野一樹」とアナウンスした時から嫌な予感がしたんだけどさ、どういう訳かこういう予感って的中しちゃうのよね(苦笑)
おかげで今回はトレルイエの出番なし...orz
そんな訳でレースやコレクションホールの感想は後日ちょっとずつ書くとして、今日はもてぎで遭遇した一台のS2000についてのお話です...
実はもてぎに行く前から「ひょとしたら置いてあるかも...?」なんて淡い期待を寄せてはいたのですが、何とスタンド裏の広場には今秋発売予定の「S2000 タイプS」が展示されていました!(・∀・)
外観やクルマの側に置かれたボードに書かれている仕様とかは、既にスクープ誌で取り上げられていたのと全く同じでしたが、やはり実車を見ると色々と気づく点がありますよね。
とりわけ今回のハイライトでもある足回りのファインチューニングと並ぶ、もう一つの「目玉」であるエアロパーツは興味深かったです。
フロントのバンパースポイラーは結構な厚みがあって、見た目の印象はかなり派出な感じ。
そして(社外のGTウイングよりは遙かに小振りな)大型のリアスポイラーも、見た目のインパクトはかなり大きいです。
どちらも自動車メーカーがキッチリ風洞実験をやった上で採用してる訳だから、空力効果は間違いなくあるんでしょうね。
ただね、元々S2000のシンプルなスタイルに美しさを感じている私からあえて言わせてもらえば、「どっちも”後付け”感たっぷりで、変な感じ」です。
特にフロントの方は「もうちょっと何とかならなかったのかなぁ〜?」って感じで、少し期待外れでしたね。
あとは内装が変わったり、ロールバーの付け根にスピーカーが付いたり、ちょこちょこ変更が加えられています。
ちなみに、エンジンに関しては変更点が無いみたいなので、排気量2200ccのF22Cがそのまま搭載されるものと思われます。
最初に「S2000の最終モデルとして、タイプRが出る!」というスクープを目にした時は本気で買い換えようと思ったけど、正直なところ今回のタイプSにはそこまでの魅了を感じませんね。
まあ、期待される足回りに関しては乗ってみないと何とも言えませんが、今のところ買い換える可能性はかなり低いです。
無理して新車を買っても、ローンを払い終えるまではお金が無いから何も出来なくなるだろうし。
ランニングコストを考えた場合にもタイヤだって17インチは高いし、あまり現実的な「良い選択」とは言えませんよね。
「それだったら今のクルマを大事に乗り続けて、自分なりにコツコツ楽しむ方が良いんじゃない?」
これが現時点での私なりの結論です...